今年の夏の旅行計画が進行中である。日程もプランも大筋で決まって
いて、今は時間をかけて細部を詰めることが我が家の課題であった。
旅行先はまだ言えないが、貧しい国であることは間違いない。情報に
よれば、木彫りの細工品やその地で採掘される石くらいしかお土産が
ないらしい。まだ先の話だと、僕は思っていた。
そして、先日僕は嫁から『
』と書かれたメモを手渡された。
そのメモにはなぜか近場の献血センターがリストになっていた。そし
て、そのメモを見て戸惑っている僕を見て嫁はこう言ったのだ。
『それ、見ればわかると思うけど献血センターのリスト。そこに行って
献血すればボールペンが貰えるんだって。仕事中時間があったら献血
センター行ってボールペン貰って来て、なるべく多くね!!!』
どうもよくわからないので話を詳しく聞いてみると、こういうことだった。
夏の旅行先でお土産を買うとお金がかかるが、どうもボールペンを持っ
ていくとお土産と物々交換が出来たり、値切れるらしいのだ。その国で
は日本人の持ったボールペンがたいそう人気らしいのだ。なるほど、オ
レが血を売って得たボールペンが、お土産に変化するという算段か、な
るほど!いいところに目を付けた、するどいぞ嫁!!オレが血を売れば、
オレが血さえ売れば・・・なんでオレだけ血を売るんだ?血を売らなくたって
100円ショップでボールペンを買えば?
そんなことで、自問自答しながら献血センターに行ってもらってきたお礼品
がこれです。ハンドソープ、救急処置セット、ポケティの3品。
嫁が申したボールペンはどこにもありませんでした。オレは何のために血を
売ったんだ、このヤロー!!!
血を売る、と不適切な表現をしてしまいました。献血はみなさんの善意です。
喉が渇いたり、小腹が減ったり、暇なときなど是非献血センターへ。
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