昨日嫁と一緒にお出かけの帰りに外食して帰ろうってことになったんです。
駅から飲食店の集まる方向に歩いて行くと、前方にはたくさんのティッシュ配りの
お姉さんとお兄さんが立ちはだかっておりました。
ちょっとワイルド系のお兄さんお姉さんたちの動向をうかがうとどうもティッシュ
配りのターゲットは女性限定で、たぶん風俗系のアルバイト募集や出会い系のものら
しく、オレはもらえないものだと思って諦めていたんです。
うんうん、確かにもらえませんでした。オレ
も!
で、居酒屋でビールをグビグビ飲みつつオレは嫁に言ったんです。
「オレはオトコだ。お前はオンナだ。オレはもらえないのはいい。でも、お前がもらえ
ないのはおかしいだろっ!もっとゆっくり歩くとかキョロキョロするとかしてスキを
与えてティッシュをもらわなくちゃこの不景気を渡り歩けないだろっ!!!
よし、帰りは二人で歩いたら相手も渡しにくいだろう。別々に歩いて行こう。
大丈夫、オレが背後からお前をバックアップするから・・・」
(おおよそ1時間後)
午後8時を回ったころでした。使命感に満ち満ちたオレ達の前には先程と変わらない
人数のワイルドな男女がおりました。敵は恐らく6名、うちティッシュ配りは5名。
高鳴ります。胸の鼓動がビールを飲んだ分余計に高まります。
嫁には指示しておきました。彼らにスキを与えなさい。欲求不満で非日常を夢見る人妻
を演じるのよと。
人の流れが落ち着いたとき、まずは嫁を歩かせました。嫁の3メートルくらい前には
ギャル風なギャルが1名。いい間隔です。それまで三々五々に散らばっていたティッシュ
配りたちがそのギャルの進行方向にアーチを作るように群がりました。そしてそのギャル
の後ろに陣取る嫁。ギャルに差し出されたティッシュ、ティッシュ、ティッシュ。
ギャルはティッシュに見向きもしないで進みました。そして、嫁がその差し出されたままの
ティッシュを受け取ろうとした瞬間、ワイルドなお兄さんお姉さんたちが突然嫁に背中を
向けて違うターゲットを探し始めたんです。
嫁の女としての社会的役割は終焉を迎えた瞬間でした。。。
どうか皆さんも自分の
女力を試したいときはティッシュ配りさんに判断してもらう
のがよろしいかと思います。
ちなみにワタクシの場合、マンション販売会社からはターゲットにされていないようで
最近もらえるのは消費者金融の方々だけでございます。
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